診療報酬改定に伴う加算について
【医療情報取得加算】
当院ではマイナンバーカードを健康保険証として使用できる体制を整えており、オンライン資格確認を行っております。オンライン資格確認により受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用することで質の高い医療の提供に努めております。
【医療DX推進体制整備加算】
医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、及び活用して診療を行います。電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施してまいります。
【明細書発行体制等加算】
当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。
【一般名処方加算】
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(有効成分の名称)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
★「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症(コレステロールや中性脂肪)」を主病名で通院している患者様へ
診療報酬改定により、糖尿病、高血圧、脂質異常症のいずれかで通院している場合、2024年6月以降、「生活習慣病管理料」を算定します。「生活習慣病管理料」を算定する該当の患者様には、医師から説明いたします。初回時に、患者様個々に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容を記載した「療養計画書」を作成し、署名(サイン)をいただく必要があるため、ご協力のほどよろしくお願いします。
【時間外対応加算】
再診時に算定されます。病院に勤務する医師の負担を少しでも軽減するために、患者様からの問い合わせに対して、診療時間外に対応できる体制がとられている診療所を評価する診療点数になります。時間外のクリニックの体制に関する加算であり、診療時間中に受診した場合にも算定されます。
★長期収載品(後発品のある先発品)について
令和6年10月1日から、医療上の必要性がないにもかかわらず、患者様が「後発医薬品ではなく先発品(長期収載品)を使いたい」と希望した場合には、両者の差額の4分の1を患者さん自身が負担することになります。ただし、医師が「医療上必要があると認められる場合」又は「後発医薬品を提供することが困難な場合」は保険給付になります。